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映画 だれかの木琴 唯一、面白かったシーン(つまらない映画に追加)

映画 だれかの木琴 唯一、面白かったシーン

電車の中で、誰もが携帯を見ている中、一人だけが位牌を見ているシーンが面白かった。

映画 だれかの木琴 概要・あらすじ


郊外に引っ越した主婦の小夜子は、初めて訪れた美容院で担当になった若い男性美容師の海斗を気に入り、
届いた来店お礼の営業メールに返信する。
そのメールの返信を皮切りに、小夜子の心から海斗の存在が離れなくなり…だんだんとストーカーのような行動へとエスカレートしてゆく。

海斗は、たまたま担当になっただけの一人のお客の予想外の行動に戸惑うのだが…。

映画 だれかの木琴 感想


自分としては好きな俳優である池松壮亮が出ているので視たが・・・
台詞が、ボソボソとしゃべり覇気がなく全然聞き取れない。

普通の不倫に走って家庭を壊してしまう主婦の、よくあるパターンの不倫映画かと思って視たが、
そうではなく、さりとてストーカーの恐怖を訴える映画でもなく、正直、これと言って見所のない映画。

主人公の常盤貴子は、一応、ご主人にも大事にされて何不自由なく暮らしている主婦だけど、
いつも寂しそうで、恋愛の現役を離れて長いけれど今尚、恋に恋しているような、どこにでもよくいる主婦だと思う。

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

tag : 池松壮亮

映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ・あらすじ・キャスト・感想

邦画のご紹介です。

映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ・あらすじ・キャスト・感想



映画 カイジ 人生逆転ゲーム 概要



2009年公開の映画。
監督:佐藤東弥
原作:福本伸行の『賭博黙示録カイジ
脚本:大森美香
製作:日本テレビほかカイジ製作委員会
主演:藤原竜也
ジャンル:サバイバル
上映時間:2時間10分

特別な才能もなく、人生の目標もない、自堕落な日々を送るフリーターの典型的な“負け組”カイジ
うかうかと他人の保証人になったために多額の借金を抱えてしまった彼は、悪徳金融の遠藤に言われるままギャンブル・クルーズに参加する。
そこで行われているのは、生き残りを賭けた究極のゲームだった。

映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ・あらすじ



《映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ 起》

連帯保証人となって、202万円という高額に膨れ上がった借金を背負ってしまった伊藤開司(藤原竜也)。
それを取り立てに来た悪徳金融会社の社長、遠藤凛子(天海祐希)は、彼に返済能力がないと見ると、
「一夜にして借金を帳消しにできるどころか、大金を手にするチャンスがある」と、ギャンブル・クルーズへの参加を勧める。

数時間後の深夜、晴海ふ頭から出航する豪華客船エスポワール号に乗り込んだカイジ。
会場となる船内には、カイジと同じく、借金を背負った「負け犬」たちが集められていた。

このイベントを仕切る帝愛グループ幹部、利根川(香川照之)が彼らに向かって叫ぶ。
「勝つことがすべて! 勝たなきゃゴミ!! 勝ちもせず生きていることこそが論外!!」

《映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ 承》

ゲームの皮きりはジャンケンから始まった。
彼らに星のバッジが3つと「グー」「チョキ」「パー」のカードが4枚ずつ配られて、身近にいる者とジャンケン勝負をし、
勝てば、相手から星を貰える。
制限時間内にカードを使いきり、星を3つ以上残せば生き残れるというルールだ。
敗者は「別室」送りとなるのだが…そこに待ち受けている過酷な運命を彼らはまだ知らない。

船井(山本太郎)の計略に翻弄され、手を組んだ石田のミスの巻き添えとなり、敗者となったカイジは、
地下帝国の強制労働施設へと送られる。

《映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ 転》

強制労働施設は通称「地下帝国」と呼ばれていた。
低賃金でキツくて危険な長時間労働のタコ部屋住まいに身を投じ、それぞれに借金を背負うここの労働者らは、数十年も囚われ働き続けていた。
そんな中でカイジもまた希望のない日々を送るハメになる。

ある日、佐原誠(松山ケンイチ)という男が、病気となり、マトモに働けなくなった。
そのために佐原はブレイブメンロードへ送られると言う。
ブレイブメンロードとは、労働すらできず借金が嵩んだ者が送られる場所だというのだが、そこは恐怖でもあり、
千載一遇のチャンスを掴める場でもあった。
そこで地下帝国から抜け出したいカイジと石田も、佐原と一緒にブレイブメンロードへ行くことを決意する。

ブレイブメンロードとは、高層ビルの間に渡した鉄骨の道の事で、悪天候と強風の中で、
挑戦者となったカイジらは、賞金の1千万円と共に借金からの解放を目指して、順々に、鉄骨を渡って行く。

どんどんと脱落者(死者)が出る中で、この難易度の高い試練を、やり遂げた勝者はカイジただ一人だった。
しかし賞金の1千万円から借金を差し引かれてカイジの手元に残ったのは僅かに75万円であった。

《映画 カイジ 人生逆転ゲーム ネタバレ 結》

鉄骨から落ちて亡くなった石田からの遺言を託されていたカイジは、遺族に渡すには75万円では少なすぎると落胆する。
そんなカイジに利根川幸雄(香川照之)が、カードゲームを挑んでくる。
勝てば賞金を増やしてシャバに凱旋出来るが、負ければ地下帝国に逆戻りだ。
自分の持てる全身全霊を傾けて、この勝負に挑んだカイジは、利根川のイカサマを見抜き、
もう後がない土壇場で、遠藤の財力を借り、見事、ゲームに勝利する。

しかし、そんな苦労の末に手に入れた大金を、シャバに出たとたんに遠藤に持ち逃げされてしまうカイジだった。
残った僅かなお金をカイジは、石田の娘が働くパチンコ屋を見つけ出して届けた。

映画 カイジ 人生逆転ゲーム キャスト


伊藤開司(藤原竜也)…主人公
遠藤凛子(天海祐希)…悪徳金融の幹部
利根川幸雄(香川照之)…悪徳金融の幹部
船井譲次(山本太郎)…ギャンブル・クルーズの参加者
石田光司(光石研)…ギャンブル・クルーズの参加者
大槻太郎(松尾スズキ)…地下労働施設の班長
兵藤和尊(兵藤和尊)…帝愛グループ総帥(会長)
佐原誠(松山ケンイチ)…地下労働施設の同僚
黒服(福本伸行)…ゲスト出演
石田裕美(吉高由里子)…石田光司の娘

映画 カイジ 人生逆転ゲーム 感想

命懸けの勝負となったら冴えわたるカイジの頭脳。
けれども、とってもお人よし過ぎるのがカイジの弱点。
命懸けの鉄骨渡りは最大の見せ場。
藤原竜也の迫真の演技とスリリングな展開がマッチして超オススメ。

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

tag : カイジ

黒執事 ネタバレを含む感想

黒執事 ネタバレを含む感想


黒執事』 

水嶋ヒロがクールな“悪魔で執事”を好演♡”

黒執事 映画感想》
これは、ずいぶんと以前、コミック作品の方を先に1巻だけ読んでいて、その時はさほど面白いとも思わなかったんですが、水嶋ヒロがどんな風にセバスチャンを演じているのかと興味があって視てみました。
19世紀のイギリスから現在の国籍不明な国へ。
そして、その国には主人公らを含めて沢山の日本人が住んでいると、
映画では設定が、原作から大幅に変更されてますね。
それと、ご主人様の性別や年齢も変更。
だけどいずれにせよこの話、原作の時点から、
他にも色々、複雑で細かい設定があり…そこまでの事は、私が読んだコミックの第1巻だけではまだわからなくなってるおり、本来の面白さがわかって来るのは、もっと読み進めてからでしょう。…てな素材が原作ですので、
だらだらと書いてナンボの漫画と違い、約2時間という短時間で、その作品の性格を伝え切らねばならない映画では、セバスチャンは、いきなり悪魔という正体を晒して出て来ます。

「あくまで執事ですから。」というのがセバスチャンの口癖なんですが、これ「執事としての仕事を全うするのが使命。」と言ってるように聞こえるけど、そうではなく「悪魔で執事ですから。」て言ってるんだろうな…でも劇中でその言葉を聞いている相手たちは、まさか、そんな意味とは思ってもいないんだろうな…ってね、視聴者だけにわかる部分ってありますよね~。
そういったところが面白いし、アクションシーンもなかなかに迫力満点でした♪メガネのメイドちゃんのアクションも華麗だったよね。


テーマ : 映画
ジャンル : 映画

tag : 黒執事

映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ・あらすじ・キャスト・感想

アメリカ映画のご紹介です。

映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ・あらすじ・キャスト・感想



映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る 概要



1971年公開のアメリカ映画。
監督:ハル・アシュビー
脚本:コリン・ヒギンズ
製作:コリン・ヒギンズ
主演:ルース・ゴードン&バッド・コート
ジャンル:コメディ
上映時間:92分

資産家の一人息子で19歳のハロルドは生きる意味も見い出せず、狂言自殺を繰り返す毎日。
趣味は葬儀に参列する事。
そんな彼が恋に落ちたのは79歳の老女だった。

映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る キャスト



モード(バッド・コート)…79歳の老女
ハロルド(ルース・ゴードン)…19歳の少年
役名不明(ヴィヴィアン・ピックルズ)…ハロルドの母親
ビクター(チャールズ・タイナー)…ハロルドの叔父
キャンディ(ジュディー・イングルズ)1人目の見合い相手
サンシャイン・ドレ(エレン・ギア)3人目の見合い相手
(エリック・クリスマス)…司祭


映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ・あらすじ



《映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ 起》

裕福な家に生まれたものの、心に虚ろなものを抱えたハロルド(ルース・ゴードン)は、
抑圧的な母親(ヴィヴィアン・ピックルズ)の前で何度も自殺するフリを繰り返していた。
あまりに何度も繰り返しているのでもう母親も慣れっこになり、全く気にも留めてくれない。
精神科医のカウンセリングも定期的に受けているのだが、それはハロルドに何の変化を齎す事も出来なかった。
唯一の趣味は誰かの葬儀に行く事だった。

《映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ 承》

いつものように葬儀に参列していたハロルドは、そこで、ちょっと変わった印象の老女を見掛けた。

数日後、霊柩車を買ったハロルドだが、それを見て悩んだ母の思いつき同然の教育的措置で、軍人のビクター叔父さん(チャールズ・タイナー)の所へ送られてしまう。
ハロルドは、叔父さんの前で、借りてきた猫のように縮こまりながら、軍人人生の素晴らしさに関する演説を聞かされていたが、
このままでは軍隊に入れられてしまうと内心で焦る。
でも、すぐに入隊とまではいかず一旦、家へ帰る。
すると今度は、母が、相手を見つけてあげるから結婚しなさいと命じてきた。
何でも勝手に決めてしまう母親にハロルドは逆らう事が出来ない。

気分転換にまた葬儀へ出掛けたハロルドは、その葬儀で先日の老女に再会し、ほぼ逆ナンパの形で交流を始める。
老女は名をモードと名乗り、二人は“葬儀への参列”という同じ趣味を通じて次第に親しくなっていった。

モードは一切の社会のルールに縛られずいつも自由だった。
別の言い方をすれば変人であったが、その点が、常に常識やルールを押しつけられて息苦しい日々に嫌悪感を感じていたハロルドには、たまらなく魅力的だった。

更にモードは、人間は物に執着してはいけないという独自の人生哲学を貫き、
他人の物は自分の物とばかりに常に他人の車を盗んでは乗り捨てていた。
それを警察に咎められる事があっても爆走して逃げまくる。
盗んだ車は数限りなく、尾崎豊も顔負けだった。

そんなある日の事。
街中で、公道に植えられていた木を見掛けると「葉が枯れてきている可哀そう。」と、勝手に森へ植え替えてやる事を決めてしまった。
それを実行すべく、ハロルドを盗んだトラックの助手席に乗せ、荷台には掘り起こした街路樹を積む。
そして、ご機嫌で、トラックを森へと走らせている途中、盗みに気付いたバイクの警官が追いかけて来た。
その警官を無茶苦茶な運転で振り回して煙に巻き、二人は森へ辿り着き、木の植え替えに成功した。


一方、母は、ハロルドの見合い話を、どんどん進めていた。
1人目は彼女の車を燃やして帰らせた。
次にやって来た2人目の見合い相手を驚かせて見合いを台無しにした後、ビクター叔父さんからの正式な申し出が来て、軍隊へ入れられそうになる。
でもモードに相談して協力してもらい、それを見事に回避する。


《映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ 転》

カモメの鳴き声を聞きながら手を取り合い、夕焼けを一緒に見つめる2人は、恋人同士そのものだった。
その翌日には3人目の見合い相手も撃退した。

常識に囚われず自由に行動する事の楽しさをモードから教わったハロルドは、ずっと2人でいたいと思うようになっていた。
終日デートをして、夜、港で星空を眺めながら、ハロルドはモードに、先ほどゲームセンターで獲得した指輪を贈った。
すると、モードは「今まで貰った贈り物の中で一番、嬉しい。」と言った。
でも、その数秒後、モードはその指輪を、暗い海に向かって放り投げてしまった。
ハロルドが驚いてモードの顔を見ていると、モードは「これで、どこにあるのか忘れない。」と言った。

モードと一夜の枕を共にしてから帰宅したハロルドは、母に結婚すると告げたが、母はモードの写真を見せられて唖然としていた。
母だけではなく周囲の大人は全員、反対したが、ハロルドの気持ちは変わらなかった。


《映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る ネタバレ 結》

2人が出会ってから、ちょうど一週間目となったモードの誕生日。
ハロルドは、一人で細やかなバースディ祝いの準備をして、プロポーズするつもりだった。

ところが、モードは“80歳で死ぬ事”を、もうずっと前から決めていて、この日ハロルドに優しく花を渡された時に
「1時間前に薬を飲んだから夜中にはお別れよ。」と告げた。
ハロルドは大きく目を見開くと、涙目になり、それから、ビックリして救急車を呼んだ。
救急車の中でハロルドはロードに「死なないで!」と懇願した。
そうして涙を流して「愛している。」と言うハロルドに、モードは「愛は素晴らしいものよ。もっと誰かを愛して。」と言う。

病院へ着き、モードが処置室で医師に手当を受けている間中、ハロルドは不安と闘いながら長い夜を明かした。
夜がすっかり明けきった頃ハロルドは、モードが帰らぬ人となった事を医師から告げられた。

霊柩車を猛スピードでぶっ飛ばすハロルド。
車はブレーキを踏まずに、断崖絶壁から落ちて、裏返ってペチャンコになった。

だがハロルドは生きていた。
車が落ちる直前にモードがくれたバンジョーを持って飛び降りたのだ。
崖の淵にバンジョーを持って立ったハロルドは、ゆっくりとバンジョーを爪弾きながら、やがて軽やかなステップも踏み元来た道を歩き出した。

音楽も、ダンスも、人生を謳歌する事も、モードに教わった事だった。



映画 ハロルドとモード 少年は虹を渡る 感想


ユーモアの中にも人生哲学が織り込まれた珠玉の一品。

少年ハロルドが19歳にしては童顔で、めっちゃ可愛い!

モードがあまりに自由過ぎて、ぶっとんでるけど、その唯一無二の個性が魅力的で、
これまで母親に抑圧されて生きてきたハロルドが魅せられる気持ちもわかる。

「米国でカルト的な人気を誇る作品」とWikipediaに書いてあったのにも納得。

日本でもしリメイクするのならばモードの役どころは樹木希林さんあたりがピッタリなんだけど、
もうお亡くなりになったんで、草笛光子さんあたりに御熱演頂きたいところ。

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

映画 アナイアレーション-全滅領域- ネタバレ・あらすじ・キャスト・感想

SFホラー映画のご紹介です。

映画 アナイアレーション-全滅領域- ネタバレ・あらすじ・キャスト・感想



映画 アナイアレーション-全滅領域- 概要



2018年公開の米英合作映画。
監督:アレックス・ガーランド
脚本:アレックス・ガーランド
原作:ジェフヴァンダミアの同名小説
製作:スコット・ルーディン
主演:ナタリー・ポートマン
ジャンル:SFホラー
上映時間:115分

映画 アナイアレーション-全滅領域- キャスト



レナ(ナタリー・ポートマン)…生物学者
ヴェントレス博士(ジェニファー・ジェイソン・リー)…心理学者
アニャ・ソレンセン(ジーナ・ロドリゲス)…人類学者
ジョシー・ラデク(テッサ・トンプソン)…測量技師
キャス・シェパード(ツヴァ・ノヴォトニー)…言語学者
ケイン(オスカー・アイザック)…レナの夫
ロマックス(ベネディクト・ウォン)
ケイティ(ソノヤ・ミズノ)…医学生
ダニエル(デヴィッド・ジャーシー)…レナの浮気相手

映画 アナイアレーション-全滅領域- ネタバレ・あらすじ



《映画 アナイアレーション-全滅領域- 起》


元軍人で、今は生物学の教授として大学で教鞭を執るレナ。
ある日、1年前に極秘任務に旅立ったまま消息を絶っていた彼女の夫ケイン(オスカー・アイザック)が突然、舞い戻る。
だが、ケインは任務の場所や内容に関して何一つ覚えておらず「気分が悪い。」と言い出すと体調を崩して救急車でレナに付き添われ緊急搬送されるのだった。

《映画 アナイアレーション-全滅領域- 承》


救急車の中で、痙攣しながら血を吐くケインをレナは懸命に励ましていたが、どういうわけか?突然、救急車が警察の車に取り囲まれて、
無理矢理に車内からケインを引っ張り出してレナ共々、何処かへ連行してしまった。

ショックで気を失っていたレナが気が付くと「エリアX」と呼ばれる地区内にある施設に収容されていた。
そこでレナの目の前に現れた女性は心理学者のヴェントレス博士と名乗り、ケインもこの施設で治療を受けているが多臓器不全と大量の内出血により危篤状態であると言う。

レナはヴェントレス博士から初めて夫の任務地についての説明を受けた。

ヴェントレスの話は以下。
それは3年前。
この建物に隣接する「ブラックウォーター国立公園の中心にある灯台が光に包まれた。」という報告が寄せられて警備員が一人、調査に行ったきり戻らなかった。
事件は機密扱いとなり、陸からも海からもドローンや動物や調査隊を送った。
レナの夫は送られた最後の調査隊のメンバーであった。
そして、彼以外の生還者はゼロである。
その後も、オーロラのような光に包まれたエリアの境界は拡がり続けた。
やがては、今いるこの建物も飲み込まれてしまうだろう。
その得体の知れない拡がりはシマーと呼ばれていた。

ヴェントレスは、物理学者のジョージー・ラデク、人類学者のキャス・シェパード、救急医療隊員のアーニャ・ソレンセンを率いて再びシマーへ行こうとしていた。
レナは夫に内緒で浮気していたという罪悪感もあり、夫を救うための手掛かりを求めて、このチームに参加するという選択をした。

《映画 アナイアレーション-全滅領域- 転》


平穏に始まったかのように見えた女性ばかりの調査隊の歩みであったが、足を踏み入れた直後からのメンバー全員の数日間の記憶が飛んでいた。

その後も、メンバーの一人がワニに襲われたり、前の調査隊が遺した「次の調査隊へ」と記されたメモリーカードに異常な映像が残されていたりと、数々の奇妙な出来事に遭遇した。

その後、シェパードが見た事もないような大きな体で敏速な動きをする獣に連れ去られたのを皮切りに、
メンバーは一人ずつ心と体に異常をきたし命を落としていった。
その前後、彼女らは、人間の形に生茂っている植物を発見した。

ヴェントレスは自らの心身が異常をきたす前に任務を果たしたいと言い、夜中だというのに単独で目的地の灯台を目指す。
翌朝、腕の一部に植物組織が芽生え始めていたラデクは自ら姿を消した。

レナが灯台に辿り着くと、先に着いていたヴェントレスが、「すべてが“それ”の中に飲み込まれて人類は皆、その一部となって全滅する。」
と言い残し口から炎を噴き上げて消滅した。
その時、飛び散った火の粉が集まって融合し、芯に溶鉱炉を持った不気味で不定形で流動的な形状の大きな煙の花のようなものがレナの前に姿を晒す。
それの溶鉱炉のような芯の部分にレナの目頭から自然に噴き出した数滴の血が飛んで入り、
その血は何度もの細胞分裂をレナの目の前で行うと人間の形を成した。
人型の生物はレナの動きを模倣しながら、だんだんとレナと瓜二つになる。

レナはその自分と瓜二つの生物に白リン弾を手渡すと、ピンを抜いて、一瞬の隙に灯台から逃げ出す。
白リン弾が爆発すると灯台は焼け落ちて、その炎はシマー全体を飲み込んで、シマーは消滅した。


《映画 アナイアレーション-全滅領域- 結》


たった一人でシマーから逃げ帰って来たレナは、元いた施設で隔離された上で、政府の人間に質問攻めにあうが、記憶が曖昧でよくは思い出せなかった。
その後、ようやくレナは解放されてケインの病室へと行き、回復していた彼と再会する。
二人は互いに「ケインよね?」「レナか?」と質問し合うが本人たちも、その問いにハッキリ答える事が出来ない。
一見、抱き合って再会を喜ぶようでいて、どうやら2人ともコピー同士で初対面だったのかもね…。という余韻を残して物語は終わる。


映画 アナイアレーション-全滅領域- 感想



この映画、何が言いたいのか?
難解というか、よくわからない不思議ちゃん映画でした。

「すべての生き物は元々はたった一つの細胞から始まった。」という風な主人公であるレナの台詞からすると、
そうやって細胞分裂を繰り返し、進化して来た全生命体の解体と融合による再編成が起こっている。
つまり《何者かによるDNAの仕切り直し》みたいな事なのかな?

何者による企みなのか?
目的は何なのか?
という肝心な部分は不明なままで、そのエリアの中心にある灯台の地下に、DNA再編成のための異次元空間を紡ぎ出す核となる何かがあるような無いような…。
せっかくの進化を御破算にしてかき回して、物静かに再編成する事に、人間としては何の意味も見い出せませんよね?
けれど…もしこれが宇宙人の実験だとしたら、何らかの意味があるのかもしれないですね。

しかし、そうだとしても、ずいぶんと計画性欠如の行き当たりばったりで、いい加減な宇宙人ではないでしょうか?
最後に出てきた人間のコピーを作るという行為は進歩的なので、何がしかの意味がありそうなんだけど、
それより先の人間を植物と一体化させるなんていうのは、不必要な事をやり散らかしてるように思えてならない。

帰還した旦那さんがオリジナルではなくてコピーの方だっていうのはわかったけど、
レナの方はどうだったんだろう?
本人としては、コピーを倒したので自分はオリジナルだと思ってたのかもしれませんが、視聴者から見ると「…?」でしたね。

横断するのに徒歩で縦断して10日は掛かりそうなシマーが、たった1個の白リン弾で全滅するってのはどう考えてもおかしい。
それに爆発の時にレナはまだシマーの中にいたというのに、なんで生還出来たんだろう?
(そう思うと、あの生還したレナは、やっぱりオリジナルではなくてコピーなのかな?)
危篤だったケインが、レナが帰るとすっかり回復してた理由や、
植物と一体化する人としない人の差って何だったのか?の疑問点の説明がないなど、色々作りが雑な映画だと思う。

映画配給元は、もっとウケるように脚本を変更したかったらしいけど、制作サイドが頑なに変更を拒否した結果、B級っぽい仕上がりになったようです。

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

プロフィール

桃

Author:桃
文学と映画の好きな主婦。
神戸に住んでいます。

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