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血と骨 あらすじ・ネタバレ

血と骨 あらすじ・ネタバレ


1923年、日本の植民地統治下時代の朝鮮、済州島。
この島に住む17歳の金俊平(伊藤淳史)は、一旗上げようと夢見て、
数多くの出稼ぎ朝鮮人に混じり、済州島から貨客船、君が代丸に乗り込み、
大阪へとやって来た。

物語は、俊平(ビートたけし)の長男正雄(新井浩文)の大阪弁のナレーションで語られてゆく。


金俊平…その性格は、自己本位で粗暴極まりなくヤクザでも恐れたと言う。

レイプで自分のものにした李英姫(鈴木京香)との間に二人の子供をもうける。
(レイプされた時点で、李英姫は既にシングルマザーで、他の男との間の娘がいた)

常日頃から、家族も含め、気に入らないと誰にでも暴力を奮い暴れまくりのやりたい放題。
人や家族を思いやるという優しさを見せた事は一度もなかった。
李英姫は、そんな俊平のせいで、忍耐に忍耐を重ねるような苦難の生涯を送る事となる。

正雄がまだ幼い頃、俊平は、数年間行方をくらませていたのだが、戻って来ると、
顔なじみの連中を工員として全員、雇い入れて、蒲鉾工場を始めた。
そんな頃、武(オダギリジョー)という広島弁の青年が俊平の息子だと言って訪ねて来る。
広島で過ごしていた頃、武の母をレイプして、その結果、武が生まれたのだと言うが、
俊平も心当たりがあるようで、さほど抵抗もなく、武を息子として受け入れていた。

蒲鉾工場の方は労働条件が悪くて人が辞めて行くのに「人は減っても売り上げは絶対に減らすな!」と無茶を言い、
その癖、残業代は一切払わない。
そのせいで従業員と大喧嘩をして強引に自分の言い分を通してしまう。
その喧嘩の際に顔に大ヤケドを負わされた(北村一輝)は後にヤクザの親分になった。

俊平は、その後、蒲鉾工場で儲けた金を元手に、あこぎな金貸し業を始め、その頃になると、愛人を作って、
家のすぐ傍に、もう一軒、愛人のための家を建てて住ませ、自分はほとんど、そちらの家で過ごしていた。
しかし、2年の月日が流れると、愛人、山梨清子(中村優子)との間に、子供が生まれない事に苛立ち始める。
だが、そんな俊平の苛立ちも束の間、ほどなくして清子は病に倒れ、歩くことも喋る事もままならない寝たきり状態となる。
人間らしい情が欠落したかに見える俊平ではあったが、清子だけは特別なようで、
寝たきりになっても見捨てたりはせず、最初のうちは自分自身で介護したりもする。
だが、それでは身動きが取れないと思ったのか?要領をかまそうと思ったのか?
結局は、また新しい女を作って、その女、鳥谷定子(濱田マリ)に、清子の世話をさせる。
定子は、娘が一人いる子連れだったが、その後、何人もの子供を産み続ける。
しかし生まれて来るのは女の子ばかりで、なかなか男の子が生まれずにいた。

その一方で、李英姫は癌を患い、正雄は母に治療を受けさせてあげたくて、
これまで反発してきた父に、治療費を借りに来るが、冷たく断られて、またしても大乱闘の親子喧嘩になってしまう。

暫くして、父親から逃げたい一心で、好きでもない男の元へ嫁いだ正雄の姉、花子が自殺してしまう。
花子の自殺の原因は、夫の朴希範(寺島進)の暴力であった。
お通夜の時、やり切れない思いでいる正雄や母だったが、朴希範は、涙一つ流すわけでもなく、
通夜会場に集まった人々に背を向けてケロッとして麻雀をしていた。

しかし、その場に俊平が「俺の娘はどこだ!」と言って乱入すると、朴希範は急に悲しそうな素振りを取り繕い出す。
だが朴希範が、俊平の前で、どんなに悲しむ夫を演じても、
俊平は壊れたように「俺の娘はどこだ!」を何度も繰り返しながら、朴希範に拳を振り上げて殴ろうとするので、
朴希範は逃げ惑い、通夜の席は無茶苦茶に掻き乱されて大騒ぎとなる。
ところが、この時、俊平は転んでから足腰が立たなくなってしまった。
どうやら血管系の病気を発病したらしい。

俊平が体が不自由になったのをチャンスとばかりに、定子は普段の恨みを込めて俊平をしばきあげると、
金目の物を持って、子供達を連れて家を出て行ってしまった。
この出来事がある少し前に、やっと男子が生まれていた。


その後、体の事もあって不安になったのか?俊平は、わざわざ電車に乗ってまで、今は遠く離れて住む正雄を尋ねて来ると、
「おまえの借金は全額肩代わりして返しておいた。」との報告と共に、
今後は自分の金融業の手伝いをして暮らせと言う。
この時に一緒に行ってくれた高信義(松重豊)が、これまで色々あったけど親子なんだから…と、せっかく取り成してくれたのに、
俊平は、金融業そのものを丸ごと正雄に譲るのは嫌で、あくまで自分のところで雇ってやるだけと言い張る。
正雄は、最初から素っ気ない態度で二人に接していたが、その言い草を聞いて、余計に怒り、
「俺にかまうな!これまで通りに好き勝手を貫いて生きろよ!」と、俊平を追い返してしまう。
正雄が俊平を見たのは、この時が最後だった。

やがて、それから数年後、俊平は、それまで築いたすべての財産を北朝鮮へ寄付すると共に、
定子が産んだ男の子を、さらうようにして連れて北へ渡り、オンボロの粗末な小屋で生涯を終えた。

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